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- 2009/03/21 22:50:23
>>11
連続チャリチラ小説
『ベル』第二回
私立自転学園
職員朝礼
全体の行事連絡、問題や職員間での話を教頭がしていく
『…え~であるからして、最近、どういうわけか学生の転倒事故が多発しています、それも校門前で』
ザワ…
職員室がざわめく
と言うのも、これはあり得ない話なのだ、転倒事態は珍しくはない、しかし生徒のほとんどが自転車通学の自転学園では、校門付近は特殊舗装がなされ、冬でも凍らない、夏は暑くならない、雨は弾かれる。つまりよほど出なければ転倒はない
しかし、そこに最近生徒の転倒事故が多発している
転倒した生徒に話を聴いても皆、『気が付いたら転倒していた』と発言。現時点で怪我をした生徒も少なく、問題にはなってはいないが…
『…とゆう感じで、現在問題はありませんが、先生方は一応路上に不審物は無いか、見回りなどお願いします、解散』
キーンコーン・カーンコーン
教頭の話しと同時にチャイムがなる
職員がおのおの授業の準備を始めた矢先
『先生』
『はい』
『ちょっと宜しいですか』
男は学年主任に呼び止められた
予備倉庫
『清水マリアはご存知ですね』
『はい』
一瞬マリアの名前にびくっとするがあくまで平静を装う
『生徒からアナタと仲が良いと話を聞きましたが、最近なにか変わった点はありませんか』
『マリア君ですか私も最近付き合い始めたばかりなのですが、素直な良い子ですよ』
『そうですか…』
主任は俯き加減になる
『マリア君に何かあったんですか』
すると主任は少し考えた後…
意を決したように顔をあげ
『単刀直入に言います、清水マリア、【いじめ】にあっている可能性があります』
時と場所は変わって科学準備室
何時ものように扉が開く
『先生~』
『やあマリア君、いらっしゃい』
『先生また居ても良い』
『構わないよ、ただしあまり触れないでね』
『は~い』
マリアはそれだけいうと、DSを開き遊び始めた
今の所、変わった様子は無い
男の頭に朝のようすが思い浮かぶ…
『いじめ…ですか』『はい、生徒からのタレコミなんですが、彼女特定のグループに目を付けられたらしく、帰り道に嫌がらせを受けているらしいのです』
『そんな…マリア君はそんな事全然…』
『勿論確証はありません、しかし…』
主任は少し